婚約に対する「ご両家のお約束」。具体的には男性側が花嫁となる女性とその両親に誠意と感謝を表し、お二人の婚約を両家の間で確認、ご縁を結ぶ伝統的な儀式です。

かつてはお嫁入りの支度分として用意するものだったので、金額は家ごとに様々でしたが、最近では男性の月収の３ヶ月程度を目安にしていることが多いようです。

結納を両家の気持ちを確かめ合う機会として行う場合は、必ずしも必要ではありません。二人でよく話し合いましょう。

女性の自宅がベストですが、ホテルや料亭での結納も多くなっています。

結納から結婚式の日まで飾っておくのも、しまってしまうのもどちらもOKです。挙式の後は、大切な記念品となるように、リースや羽子板といった、インテリアのひとつにリメイクすると、一生の記念になるのでオススメです。

結婚する当人、それぞれの両親(場合によっては仲人)で行うのが一般的です。同居の祖父母が同席することも間違いではありません。

「仲人(なこうど)」は、結婚をする両家の縁組みをする人のこと。最近では仲人をたてずに両家のみで結納を行う場合がほとんどとなってきています。