振袖(ふりそで)
未婚女性(お嬢様)の第一礼装晴れ着用で、おもに婚礼出席衣装として使用されます。
成人用、晴れ着用、社交用などに多く用いられます。
黒留袖(くろとめそで)
既婚女性の第一礼装。身内の結婚式や仲人の席など、結婚式や披露宴で立場の重い列席者となる場合に着用します。
色留袖(いろとめそで)
結婚披露宴に招かれたときや、パーティー等の迎える側などの場合に着用します。
叙勲や宮中に参内する場合も着用されることが多いようです。
訪問着(ほうもんぎ)
結婚披露宴へ友人として招待される場合や、クラス会、お茶会、他家への訪問など、おもに社交的な場面に着用されます。
子供きもの
お宮参り
穢れをとり、初めて神様に会い、氏子入りする儀式
初着(うぶぎ)=一つ身(ひとつみ)
お宮参りは、第一礼装の一つで赤ちゃんの無事成長を願う儀式です。
期日は、生後男児は31日目、女児は生後32日もしくは33日目とされています。(地域によっては日数が変わります。)
男児や女児の日数は以降でしたら、都合の良い日を選んで神社に参拝して頂いていいと思います。
七五三
神様にこれまで無事成長できた感謝とこれからも無事成長を願う儀式
三歳用晴着=三つ身(みつみ)
※一つ身初着(ひとつみうぶぎ)をお使いになられる方もいらっしゃいます。
三歳は、髪置きの儀と呼ばれています。
男児・女児共に初めて頭髪をこれから揃える儀式です。
期日は、数え年の3歳(満2歳)もしくは満3歳になられる年の11月15日とされています。
五歳用晴着=紋付四つ身羽織袴(もんつきよつみはおりはかま)
五歳は、袴義の儀と呼ばれています。
初めて紋付の羽織と着物を着て、袴を履く儀式です。
期日は、数え年の5歳(満4歳)もしくは満5歳になられる年の11月15日とされています。
七歳用晴着=四つ身(よつみ)もしくは本裁ち四つ身
七歳は、帯解きの儀と呼ばれています。
初めて一本の帯を結ぶ儀式です。
※結んでつくってある帯でされる方もいらっしゃいます。
期日は、数え年の7歳(満6歳)もしくは満7歳になられる年の11月15日とされています。