優美な輝きを放つ
トモココデラの
ダイヤモンド イヤカフ
- 文/天野志穂
- 2022/09/12
TOMOKO KODERA
ダイヤモンド イヤカフ
身体のラインと空間に寄り添い
“流れ”を生み出すジュエリー
新しい季節を迎えるにあたり、おしゃれを刷新したいと密かに思っている方も多いのでは。そんなときおすすめなのが、ジュエリーをアップデートすること。なかでも、ほどよく今どき感が手に入るイヤカフは、断然狙い目です。今ではすっかりジュエリーの新定番となり、大人の女性に似合う、よりラグジュアリーでエレガントなデザインが増えました。今回紹介する「トモココデラ」のダイヤモンド イヤカフもまさにそのひとつです。
「トモココデラ」は、クリエイティブディレクター、ジュエリーデザイナーの小寺智子さんが1996年よりスタートしたコレクション。日本国内での数々のアワード受賞のみならず、2015年には、ベルギーで開催されたHRD Awardsインターナショナルダイヤモンドジュエリーコンペティションにおいて、日本人初のグランプリを受賞。2019年、モルディブにある島ソネヴァの美しさにインスパイアされた作品“BLISS(無上の喜び)”で、JJAジュエリーデザインアワード2019において日本ジュエリー大賞・内閣総理大臣賞をダブル受賞するなど、国内外で高く評価されているブランドです。
大胆な発想と想像力で
唯一無二のデザインを描く
「トモココデラ」のジュエリーは、身体のラインとその空間に寄り添い、レイヤードしても自然で優美な流れを生み出すのが特徴。その秘密は、アシンメトリーな曲線。自然が生み出す美しい形のほとんどが曲線で構成されているように、女性の身体のフォルムにバランス良く調和するのです。また、既成概念にとらわれないユニークな発想も、多くの人を魅了して止まない理由。ブランドの代表作「輪っかじゃないリング」は、「トモココデラ」を語る上では欠かせない存在に。身につけても、オブジェとしても、どの角度からも美しくあることを目指しているのです。
最高のクオリティーとつけ心地、
美しさに満ちたタイムレスピース
その美しさを叶える重要なエレメンツが、ハイクオリティーなダイヤモンド。デザイナー自らダイヤモンドひと粒ひと粒の選別から加工工程にまで携わり、いわゆる“4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)”では語れない、目にしたときの輝きや個性、インスピレーションを大事に見極めています。また、ブランドを擁する株式会社 柏圭は日本を代表するダイヤモンドディーラー。世界中にネットワークを持ち、選りすぐりのダイヤモンドを集めることができるのも大きな魅力です。
そして、何よりも「ジュエリーとは身につけたときに完成するものである」というのがデザイナー小寺さんの考え。造形美だけでなく、つけ心地や機能性が、身につける人の美しさを引き出し、心を躍らせる効果があることを知っています。だから、日本でも屈指の技術を誇る職人の手による製作にこだわり、斬新なデザインでありながら、使いやすく、つける人の気持ちに寄り添った、完成度の高いジュエリーになっているのです。
イヤカフは、身につける女性の顔にもっとも近いジュエリー。見た目と機能のバランスを計算し、美しく、心地よく、その人の耳にフィットすることが大切。まずは、身につけてみてください。華やかな存在感だけでなく、そのしなやかなつけ心地に驚くはずです。
〈トモココデラ〉
PT900 ダイヤモンド イヤカフ
上:Dewdrop
デザイン D1664B/石目0.75 ct
税込627,000円
下:春が動き出す
デザイン D1665A/石目 0.80 ct
税込638,000円
/北館GENTA5階 宝石サロン
※数に限りがございますので、品切れの際はご了承ください。
ファッションエディター
天野 志穂
Shiho Amano
1973年神奈川県生まれ。上智大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『Vingtaine』、『ELLE Japon』のファッション担当を経て、2013年渡英。2018年に帰国した後、フリーランスとして活動。雑誌やWEB、広告などでディレクション、編集、執筆を行う。