Vol.33 松坂屋の華たち｜松坂屋史料室

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1991199119931994199820012002顧客案内係の制服は、昭和49年（1974）より平成13年（2001）まで、松坂屋のプライベートブランドであったニナ リッチ社よるデザインを採用してきました。ニナ リッチのデザインはロマンティックな雰囲気や華やかさが特徴です。平成14年（2002）からは、ギ･ラロッシュの提案を受け、シックでエレガントなデザインとなりました。そして平成18年（2006）からは、松坂屋のオリジナルデザインで制作しています。ネイビーブルーと白のカラーリングは、「宇宙・空・海」をイメージしデザインしています。シックなシルエットとカラーバランスが、さわやかな若々しさを演出しています。また、白の波型の襟とカフスや胸元の切替えは、女性らしさと機能性を兼ね備えています。１．平成3年（1991）「宇宙・空・海」をイメージ２．平成5年（1993）　軽やかな水玉のワンピースドレスニナリッチらしさが表現された、イエローの地にパープルのドット柄のワンピースドレスは、着心地が良く、機能性を踏まえたソフト感や軽快さ、やさしさ、楽しさをデザインと色で表現しています。袖とスカート部分にあしらったプリーツの女性らしい動きが特徴的です。3．平成６年（1994）　ペパーミントグリーンで若々しくナチュラル、シンプルをベースにすっきりしたラインをデザインにブレンドし、さわやかな若さを表現しています。全体のラインは、身体の線に沿ったナローライン。プリーツ使いで動きもなめらかです。襟、袖、ポケットの切替えをバイヤス使いにし白のワンボタンをあしらった清清しいワンピースです。4．平成10年（1998）　レトロでキュートなマリーンルック「気品とクリーンが生み出すマリーンルック」がコンセプトのツーピースです。クラシカルな美しさを新鮮に演出し、ブルーのジャケットにモノトーンの水玉プリーツスカートの組み合わせは、60年代のハリウッド女優を彷彿させるレトロでキュートな味付けとなっています。１246356．平成14年（2002年）　シックな「ギ・ラロッシュ」デザイン松坂屋プライベートブランドの変更にともない、顧客案内係の制服もギ・ラロッシュ提案のデザインとなりました。なめらかなフェミニンルックをテーマにした、ナチュラルで洗練された優しいイメージのテーラードジャケットアンサンブルです。5．平成13年（2001年）　サファリスタイルをパリのエスプリでニナリッチ社は、平成11年にナタリー・ジェルべ氏を新デザイナーに迎えました。この制服は、ジェルベ氏による2作目の作品になります。サファリジャケットに、パリジェンヌのキュートなイメージとパリのエスプリを添え、スポーティーエレガンスを表現しています。

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