坂本和也個展 Phantasmagoria 移ろいゆく景色
坂本和也個展
Phantasmagoria 移ろいゆく景色
2025年2月24日(月・祝)→3月4日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
坂本和也は自身の趣味である水草の栽培(アクアリウム)を通して生態系の構成要素のなかに人間の社会環境との類似性をみたことから、水草をモチーフにして絵画を制作してきました。近年は制作の拠点を名古屋から米子へ移したことがきっかけでガーデニングをはじめ、「増殖」して増えていく水草に対し、「繁栄」して次の世代に種を残していく花の生存戦略に興味を持つようになったといいます。花の栽培、育種、観察を通して人生における偶然と必然、ライフサイクル、人間と自然との関係を考察しキャンバス上に展開します。力強く描かれる花々は、各々が存在感を残し、絶妙にバランスを保ちながら生存する生命の強さ、戦略、刹那な運命についても表現され、鑑賞者に自身を改めて見つめなおし、対話をする場を与えます。
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「Prosperity」
略歴
- 1985年
- 鳥取県米子市生まれ、在住
- 2014年
- 名古屋芸術大学大学院美術研究科美術専攻同時代表現研究領域 修了
- 2017-18年
- 文化庁海外派遣制度にて台北に派遣
主な個展に、”IN BLOOM”, nca | nichido contemporary art, 東京 (2024) ”Spring ephemeral”, nca | nichido contemporary art, 東京(2020)、” Symbiosis”, galerie nichido Taipei, 台北 (2018)、“Landscape gardening”, 米子市美術館, 鳥取(2017)など
主なグループ展に、“ヤンオカ vol.2”, MtK Contemporary Art, 京都(2022)、”Next World―夢みるチカラ タグチ・アートコレクション×いわき市立美術館”, いわき市立美術館, 福島(2021)、 “Identity XIII - Je t'aime… moi non plus -アートを巡る「愛」の旅- ―curated by Daisuke Miyatsu―”, nca | nichido contemporary art, 東京(2017)、 “Some Like It Witty”, Gallery EXIT, 香港(2014)など国内外へ活動の場を広げています。
作品はプライベートコレクションの他、2025年3月30日に開館する、鳥取県立美術館やタグチ・アートコレクション、DIOR、他、多くの公共機関や企業に収蔵されています。
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