土の力、即ち大地の力、そして火の力を....十三代 三輪休雪展
土の力、即ち大地の力、そして火の力を....
十三代 三輪休雪展
2025年3月26日(水)→4月1日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
「土の力、即ち大地の力、そして火の力を・・・・」
未だ計り知れないエネルギーによって活発な活動を続けている地球の命を育む力が、途方もなく大きく豊かなことを見せつけられてきた私は、作陶を続ける中で、土すなわち大地の力、そして火の力に歳を重ねるごとにますます魅了されております。
そして、夙に掌の世界においてもその力が表現出来ればという思いを持ってまいりました。
この度、松坂屋さんの新装会場にて八年ぶりの展覧会を開かせて頂くにあたり、そのような思いが皆様に伝われば誠に幸いに存じます。
不走庵 三輪窯
十三代 三 輪 休 雪

「エル キャピタン」茶盌 高さ15.0×幅14.4×奥行12.8㎝
トークセッション&制作実演 開催
岐阜県現代陶芸美術館の石﨑館長をお招きし、休雪先生の過去の発表作や今展への思い、東海エリアの陶芸シーンについてお話しいただきます。 また三輪休雪先生の制作実演もご覧いただけます。
【トークセッション】
十三代三輪休雪先生 × 石﨑泰之氏(岐阜県現代陶芸美術館 館長)

左:三輪休雪/右:石﨑泰之
<石﨑泰之氏 略歴>
1960年 愛媛県松山市生まれ
1983年 筑波大学芸術専門学群芸術学主専攻(美術史)卒業
1983〜1995年 東京都立南葛飾高等学校教諭、東京都立千歳高等学校教諭
1996年 新設の山口県立萩美術館・浦上記念館にて勤務、学芸課長、学芸専門監、副館長を歴任
2021年 岐阜県現代陶芸美術館館長に任命されて現在に至る
2023年度 から文化審議会専門委員(文化財分科会)を委嘱される
【制作実演】
”エル キャピタン” 成形工程の実演
釉掛(釉薬をかける)工程の実演
略歴
- 1951年
- 山口県萩市に生まれる
- 1975年
- 米国遊学 SFAI
- 1984年
- 現代の陶芸Ⅱ 「いま、大きなやきものに何が見えるか」展 (山口県立美術館/山口)
- 1987年
- 個展「恒久破壊」 (ギャラリ-上田/東京)
- 1988年
- ソウル・オリンピック芸術祭「東西現代陶磁」展 (韓国文芸振興院美術会館/ソウル)
中川幸夫・三輪和彦 「ばけるほのお」展 (ぎゃらりぃ彩陶庵/萩)
- 1989年
- 「ア-ト・エキサイティング’89」展 (埼玉県立近代美術館/さいたま、クイ-ンズランド美術館/オ-ストラリア)
個展 「無想の地」(ギャラリ-上田/東京)
- 1990年
- 「土の発見:現代陶芸と原始土器」展 (滋賀県立陶芸の森陶芸館/信楽)
- 1991年
- 「立体表現の流れ」展 (山口県立美術館/山口)
- 1992年
- 「日本の陶芸『今』百選」展 (三越エトワ-ル/パリ、日本橋三越本店/東京)
- 1996年
- 「三輪窯 伝統と革新の歩み」展 (松坂屋美術館/名古屋)
- 1997年
- 個展「DEAD ENDのデッドエンド」 (彩陶庵ロフト/萩)
- 1998年
- Lazer 1998 Kazuhiko MIWA Project (秋吉台国際芸術村/山口)
- 1999年
- 「陶芸の現在ー土の形態学」展 (髙島屋/東京日本橋 、京都)
- 2000年
- 個展「三輪和彦の茶室・黎-REI-」 (山口県立萩美術館・浦上記念館/萩)
- 2001年
- 「三輪窯三人展」-休雪・龍作・和彦- (松坂屋/名古屋、東京、大阪)
- 2002年
- 個展「白き地の詩」 (松坂屋名古屋店/愛知)
「現代陶芸の100年」展 (岐阜県現代陶芸美術館/多治見)
現代陶芸精鋭作家によるー 「’02酒器展」 (松坂屋/名古屋)
- 2003年
- 「現代陶芸の華-響きあう色とかたち-」展 (茨城県陶芸美術館/笠間)
- 2004年
- 「大きなやきもの」展 (山口県立美術館/山口)
「現代陶芸精鋭作家による2004茶盌」展 (松坂屋/名古屋)
陶芸の森 創作研修館ゲストア-ティスト (滋賀県立陶芸の森/信楽)
- 2005年
- 第3回京畿世界陶磁ビエンナ-レ 世界現代陶磁展 「横断する陶磁芸術の境界」招待 (世界陶磁センター/韓国)
現代陶芸精鋭作家による 「2005 花器・花入展」 (松坂屋/名古屋)
- 2006年
- 「日本陶芸100年の精華 ーこれぞ近現代のスタンダード!ー」展 (茨城県陶芸美術館/笠間)
兵庫陶芸美術館開館記念特別展Ⅲ 「陶芸の現在、そして未来へ Ceramic NOW+」 (兵庫陶芸美術館/丹波篠山)
第1回「パラミタ陶芸大賞」展 (パラミタミュージアム/三重)
個展「Bowl with Light 2006」 (彩陶庵ロフト/萩)
「現代陶芸その未来」展 (松坂屋/名古屋)
- 2007年
- 日本陶磁協会賞受賞
個展「春華を待つ」 (松坂屋/名古屋)
「現代陶芸精鋭作家」展 (松坂屋/名古屋)
- 2008年
- 「KOUGEI の素姿 試論1 回転体について」展 (ギャラリーヴォイス/多治見、ギャラリー册/東京)
「現代陶芸精鋭作家」展 (松坂屋/名古屋)
- 2009年
- 第20回「日本陶芸展」招待 (大丸ミュージアム・東京/東京、大丸ミュージアム・心斎橋/大阪、茨城県陶芸美術館/茨城)
「現代陶芸精悦作家」展 (松坂屋/名古屋)
- 2012年
- 個展「淵淵の白Ⅱ」 (松坂屋/名古屋)
山口県選奨 受賞
- 2016年
- 「革新の工芸 ”伝統と前衛”、そして現代」展 (東京国立近代美術館工芸館/東京)
「近代工芸と茶の湯Ⅱ」展 (東京国立近代美術館工芸館/東京)
- 2017年
- 「現代の茶陶」展 (茨城県陶芸美術館/茨城)
個展「エル・キャピタン」 (しぶや黒田陶苑/東京)
個展「エル・キャピタンⅡ」 (松坂屋/名古屋)
- 2018年
- IAC「New Orientalia」 展 (新北市立鶯歌陶瓷博物館/台湾)
「ジャポニスムの150年」展 (パリ装飾美術館/フランス)
- 2019年
- 個展「観自在」 (かづらせい寺町店/京都)
十三代 三輪休雪 襲名
「所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い」展 (東京国立近代美術館工芸館/東京)
- 2020年
- 個展「表現を切り拓いてー十三代三輪休雪(三輪和彦)の陶造形」 (山口県立萩美術館・浦上記念館/萩)
NHK 日曜美術館「萩焼 三輪休雪の世界」放映
特別展「工藝2020ー自然と美のかたち」 (東京国立博物館 表慶館/東京)
- 2021年
- 日本陶磁協会賞金賞受賞
- 2022年
- 日本工芸会陶芸部会50周年記念展 「未来へつなぐ陶芸ー伝統工芸のチカラ」 (パナソニック汐留美術館/東京 他)
個展「十三代 三輪休雪展」 (天満屋/広島・岡山・鳥取)
- 2023年
- FRIEZE SEOUL - KOSAKU KANECHIKA (COEX/韓国)
特別展「十三代三輪休雪 茶の湯の造形」 (MOA美術館/静岡)
- 2024年
- ART FAIR TOKYO - KOSAKU KANECHIKA (東京国際フォーラム/東京)
所蔵作品展「MOMATコレクション」 (東京国立近代美術館/東京)
「工+藝」 KO+GEI 2024 Tokyo Art Club (東京美術倶楽部/東京)
個展「十三代 三輪休雪 展」 (そごう広島店/広島)
個展十三代三輪休雪「エル キャピタン」(KOSAKU KANECHIKA/東京)
AWT FOCUS「大地と風と火と:アジアから想像する未来」展(大倉集古館/東京)
国際陶芸アカデミー会員
※諸事情により営業時間など変更になる場合がございます。詳しくは、アプリまたはホームページにてご確認ください。