五代 名倉鳳山 硯展 ー繋がる伝統が今宿るー
五代 名倉鳳山 硯展
ー繋がる伝統が今宿るー
2025年4月2日(水)→8日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
松坂屋名古屋店様では3回目となる個展を開催する運びとなりました。
「心の器」としての硯を模索して半世紀の月日が経ちました。この機会に自らを振り返り、さらなる展開を思案したいと考え「繋がる伝統が今宿る」を副題に、長男・達了の作品も展示いたします。
次代の流れと共に変化するあらたな硯の在り様をぜひご高覧ください。
五代 鳳山

名倉鳳山「墨窓硯ー蒼雲ー」

名倉鳳山「水府硯」

名倉達了「硯に就てーやまのてのうちー」
五代 名倉鳳山|略歴
- 1953年
- 愛知県新城市(旧鳳来町)に生まれる
- 1972年
- 愛知県立旭丘高校美術科卒業
- 1977年
- 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
- 1980年
- 第11回東海伝統工芸展入選 以後入選を重ねる
- 1981年
- 第28回日本伝統工芸展入選 以後入選を重ねる
- 1983年
- 第1回伝統工芸諸工芸部会展入選 以後入選を重ねる
- 1990年
- 第21回東海伝統工芸展にて愛知県知事賞 他4回
- 1991年
- 第7回伝統工芸諸工芸展にて 日本工芸会賞
- 1997年
- 第44回 日本伝統工芸展にて 日本工芸会奨励賞 2回
(日本の硯が初めて文化庁買い上げとなる)
- 1999年
- 第21回 都市文化奨励賞受賞
第30回東海伝統工芸展審査員となる
以後 伝統工芸諸工芸展審査員、日本伝統工芸展監査委員
日本工芸会理事・東海支部幹事長を歴任
- 2003年
- 愛知県芸術文化選奨文化賞 受賞
- 2013年
- 第33回 伝統文化ポーラ賞地域賞 受賞
- 2015年
- 愛知県立旭丘高等学校 第38回鯱光会顕彰受賞
- 現 在
- 日本工芸会監事
パブリックコレクション
東京国立博物館/国立工芸館/薬師寺/M O A美術館
シルクロードミュージアム/古川美術館/春日井市道風記念館
名倉 達了|略歴
- 1984年
- 愛知県新城市(旧鳳来町)生まれ
- 2011年
- 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
- 2018−19年
- 文化庁新進芸術家海外研修制度にて英国(エジンバラ)に滞在
- 現在
- 静岡大学教育学部 准教授
名倉 達了|主な個展
- 2016年
- 「−Sight−見えない世界を生きてゆくために」 gallery COEXIST-TOKYO / 東京
- 2019年
- 「Traveler」 Edinburgh Sculpture Workshop / エジンバラ
- 2023年
- 「名倉達了 硯展」 日本橋高島屋 / 東京
名倉 達了|主なグループ展
- 2013年
- 「物質と彫刻−近代のアポリアと形見なるもの−」 東京藝術大学美術館陳列館 / 東京
- 2014年
- 「現代の雄勝硯−新作展示会 Exhibition of Contemporary OGATSU Ink stone」
東京・京都・パリ・ロンドン・ストックホルム・ポートランド巡回
- 2016年−現在
- 日本伝統工芸展、東海伝統工芸展 以後入選を重ねる
- 2019年
- 「杜の中の文化−今中茶会」 明治神宮隔雲亭 / 東京
- 2020年
- 「手の愉楽展−革新する工芸−」 浜松文化芸術大学/ 浜松
- 2023年
- 「戯け」 旧櫻井邸 / 美濃加茂
名倉 達了|主な受賞
- 2016年
- 「日本工芸会賞」 第47回東海伝統工芸展
「日本工芸会奨励賞」 第63回日本伝統工芸展
- 2017年
- 「藪前知子賞」 SICF18
- 2018年
- 「創造する伝統賞」 日本文化藝術財団
「愛知県知事賞」 第49回東海伝統工芸展
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