福井江太郎 日本画展
福井江太郎 日本画展
2025年4月16日(水)→22日(火) 営業時間:10時〜19時 ※最終日は16時閉廊
このたび松坂屋名古屋店では、約4年半ぶりとなる福井江太郎先生の個展を開催いたします。
「日本画」という歴史と伝統のある表現の世界において、黒を基調としたモノトーンの「駝鳥」を発表し、鮮烈にデビューをされた福井先生。その後も薔薇や百合、菖蒲、牡丹など花の美しさや色彩を独自の解釈で表現した「Flower」シリーズなど、伝統的な日本画の技法を用いながらも、現代の感性やテーマを取り入れ、独自の解釈や表現方法を用いて斬新な作品を制作し、常に新たな挑戦を続けられています。
今回の個展では、人気の「駝鳥」や「Flower」シリーズをはじめ、四季折々の風景や自然の美しさを描いた作品など、日本画の特徴である繊細な筆使いや色彩表現を通じて、日本の美を表現いたします。
ぜひこの機会にご高覧賜りますようお願い申しあげます。

「邇 J i」6F

「アブストラクトシリーズ#124」縦54.2×横39.2cm

「縁 En」8F

「芳 Hou」10F

「煦 Ku」縦180×横90cm
略歴
- 1969年
- 東京に生まれる
- 1994年
- 多摩美術大学大学院美術研究科修了
- 1995年
- 第9回2001年青垣日本画大賞展東京新聞賞受賞(銀座・洋協アートホール他)
- 2001年
- 第20回安田火災美術財団選抜奨励展(損保ジャパン東郷青児美術館・‘08)
- 2003年
- 平成15 年度文化庁買上優秀美術作品に「阿・Ⅰ」が選ばれる。
- 2004年
- 福井江太郎作品集「クロトリノハオト」(メディアート出版)を刊行
- 2005年
- ニューヨークにて個展「Flightless」(WEST WOOD GALLERY)
宮本亜門プロデュース新橋料亭「花蝶」襖絵制作
- 2006年
- 春の叙勲褒障にて紺綬褒章受章
- 2007年
- アートフェア東京出品(‘09)
上海アートフェア出品(‘08)ローバー社とアートカーを制作
- 2008年
- 「両洋の眼」展にて河北倫明賞受賞(日本橋三越他巡回)
ニューヨークにアトリエを構える
- 2009年
- アメリカ・メリーランド州「アジアン・アート&カルチャーセンター」にて、 初の日本人作家として個展「Ostriches & Silent Flowers」を開催
福井江太郎作品集「花」(求龍堂)を刊行
- 2010年
- ニューヨーク・チェルシーアートミュージアムにて、日本画家として初の個展を開催
- 2011年
- 日独交流150 周年記念「KOTARO FUKUI」展をドイツ・クロイツヘルンザールにて、アジア人作家として初の個展を開催
- 2012年
- 新収蔵作品展「特集展示・福井江太郎の花鳥」(愛媛県美術館)
BMW 社とアートカーを公開制作(愛媛県美術館)
- 2013年
- 『ダチョウ 福井江太郎作品集』(求龍堂)を刊行
巨大壁画≪風神雷神図 風・刻≫完成(岡田美術館/ 箱根)
春の叙勲褒章にて紺授褒章受章
- 2015年
- 絵本『駝鳥』(六耀社)を刊行(文= 筒井康隆/ 絵=福井江太郎)
- 2016年
- 新寄託記念「福井江太郎の駝鳥と菖蒲」( 愛媛県美術館)
- 2017年
- 映画「僕とカミンスキーの旅」(2015年/ 独、ベルギー/
監督・脚本:ヴォルフガング・ ベッカー) にダチョウ作品が大きく取り上げられる
『一画一縁 日本画家福井江太郎のキセキ』(求龍堂)を刊行
- 2019年
- 四代目市川翠扇襲名記念扇面 制作
「日本の美- 美術× デザイン」(富山県立美術館)
- 2020年
- 「近現代日本画展」(砺波市美術館)
- 2021年
- 『家庭画報』にて連載(11月号~ 2022年10月号まで)
- 2023年
- 松本建築芸術祭 割烹料亭松本館の大広間に縦3m×横11m のダチョウ作品を展示
- 2025年
- 「浮世絵現代」(東京国立博物館 表慶館)【4 月2 2 日(火) ~ 6 月15日(日) 】撮影・橋本憲一
- 現在
- 東京とニューヨークにアトリエを構え、世界的に活動中
芸術新潮 対談連載「駝鳥がゆく‼」毎月連載中
作品収蔵
文化庁、愛媛県美術館、佐久市立近代美術館、平塚市美術館、佐藤美術館、横浜美術館、岡田美術館 ほか
※諸事情により営業時間など変更になる場合がございます。詳しくは、アプリまたはホームページにてご確認ください。