小橋順明展 ceramic sculpture「存在」
小橋順明展
ceramic sculpture「存在」
2023年1月21日(土)→29日(日) 最終日は16時閉廊
「存在」
小さい虫を写実的に表現することにこだわるのは技巧の喜び以上に「存在」が気になるからです。
実際、技巧などありません。失敗しながら、愚直に、できるまで、諦めずに作り続ける毎日です。
そうやって作られた陶のサソリは、本物のサソリ以上にサソリかもしれないし、本物以上に生命を讃えているかもしれない。そうなる理由が「本物ではないから」だとしたら、存在するとはなんと不思議な出来事でしょうか。
レディメイド(既製品)との組み合わせも、実際に目の前に在る物質としての作品と、あなたの中の、例えばサソリやお皿が、脳内で、どういう化学反応を起こすだろうか、そんなことが気になって取り組んでいる表現です。その美しい反応の火花を感じたいがために私は何かを作り、発表しているのです。ぜひご高覧ください。
小橋順明
略歴
- 1976年
- 岡山県岡山市に生まれる
- 2000年
- 香川大学教育学部小学校教員養成課程美術陶芸専攻 卒業
- 2002年
- 香川大学大学院教育学研究科教科教育美術陶芸専攻 修了
個展
- 2015年
- BAMI gallery/京都(以後毎年)
- 2017年
- 岡山天満屋/岡山
- 2019年
- 天満屋広島八丁堀/広島
KOGEI Art Fair Kanazawa
神戸 アートマルシェ
- 2020年
- 松坂屋名古屋店/愛知('18)
- 2021年
- あべのハルカス近鉄本店/大阪('16,'19)
福屋八丁堀本店/広島
- 2022年
- 日本橋三越本店/東京('18,'19,'20)
展覧会など
- 2013年
- Galerie HAYASAKI/パリ「5 ceramists de Bizen」
- 2016年
- 山之内町立志賀高原ロマン美術館/長野「touch with skin 内在する触感」
- 2018年
- 備前市立備前焼ミュージアム/岡山「土と生きる」
- 2021年
- ヤマザキマザック美術館/愛知「四季折々の情景 美術館に息づく小さな自然たち」
- 2022年
- Art Fair Tokyo ('21)
KOGEI Art Fair Kanazawa ('21)
プレゼンテーション
- 2011年
- BEPPU ART AWARD2011 ファイナリスト プレゼンテーション/大分
- 2013年
- 「ANAGAMA de BIZEN PROJECT」アドリアン デュブーシェ国立陶磁器博物館/フランス・リモージュ
「ANAGAMA de BIZEN PROJECT」パリ国際大学都市日本館/フランス・パリ
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